「おいしい信州ふーど」図鑑

ていざなす

ヘリテイジ / 信州伝統野菜認定制度
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明治20年ごろ、田井澤久吉氏が東京の種苗店から取り寄せた巾着型のナスが起源とされます。もとの品種は定かではありませんが、アメリカで育成された品種と思われます。縦半分に切り、切り口に包丁で切れ目を入れ、油と味噌を塗って焼きなすにしてよく食べられます。お盆にはクルミに和えて仏様にお供えします。果実長25センチ、重さは400グラム以上の大果です。長卵型で果皮色は赤紫色で光沢はありません。種子は多いが小さく、肉質が非常にやわらかなため、焼くととろけるような食感があり、あくはほとんど感じません。

信州の伝統野菜アーカイブス(信州大学HP)

https://www.shinshu-u.ac.jp/guidance/media/movie/2021/04/catv2020-7.html

  • 収穫時期7月中旬~10月下旬
  • 伝承地域天龍村