おいしい部局長会議

7月のおいしい部局長会議で「生で食べてもおいしい旬の果物」2点を紹介しました。

 〇 ブルーベリー(下伊那郡大鹿村産)

 大鹿村では、昭和50年頃から、高齢者や女性でも急傾斜地で作れる作物はないかと考え、果樹試験場と協力しブルーベリーの栽培が始まりました。
 標高も高く、しかも急傾斜地での栽培は苦労もありますが、反面、高地による寒暖差が激しいことにより、味が濃く、日持ちが良いと評判です。
 現在は個人客のリピーターも多く、県内外の菓子店や、果実加工会社などからも注文があります。
 村民の多くが栽培に取り組んでおり、大鹿村の歌舞伎や、山塩と並ぶ魅力の一つです。

  問い合せ先
 株式会社 大鹿里山市場
 下伊那郡大鹿村鹿塩364-1番地
 TEL 0265-39-2343

 

 〇 杏「ハーコット」(千曲市産)

 長野県の初夏の味覚である杏。県内でも千曲市は標高400m以下で、水はけが良い土壌のため、杏の産地として有名です。
 その千曲市で生食用として近年注目を浴びているのが「ハーコット」。栽培は果樹試験場の紹介を受け、約25年ほど前に始まりました。
 ハーコットは他の品種に比べ糖度が高く、果汁も多く、口当たりが良いため、生食用として好まれています。
 また、糖度が高いため、おいしく食べられる期間が2週間程度(7月上旬~7月中旬)と短く、季節限定の果物です。

 問合せ先
 杏宝園 株式会社AFT
 千曲市大字若宮1092-2
 TEL 026-276-6018

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