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おいしい信州ふーど(風土)探検隊日記

とろ~りとろける、甘いねぎ「松本一本ねぎ」:松本市

おいしい信州ふーど(風土)探検隊のアンジーです。
本日は松本一本ねぎを求めて、松本市へとやってまいりました。

松本一本ねぎは、「おいしい信州ふーど(風土)」“ヘリテイジ”に含まれる信州の伝統野菜の一つです。最大の特長は、8月の暑い盛りに植え替えを行うことです。真夏に植え替えとは、大変な重労働ですよね。どうしてそんなご苦労をされるのでしょうか?

詳しいお話を、設立が大正8年という長い歴史を持つ松本一本葱採種組合の組合長をされている青木秀夫さんと奥様、そして、松本市農業協同組合女性部事務局の高橋典子さんに伺いました。

理由は、ズバリ!柔らかくて甘みのあるねぎになるからだそうです。植え替えにより、古い根が枯れ新しい根が出て、まるでねぎが生まれ変わったかのように柔らかくなるとのことでした。ただし涼しい時期では新しい根の発育が良くないため、お盆頃の暑い盛りに植え替えないといけないそうです。畝に斜めに寝かせるように植え替えたねぎは、やがて太陽に向かって上へと伸び、松本一本ねぎ独特の曲がった形になります。

青木さんのほ場にて撮影させていただきました。畝に寝ている様子と、空へと曲がりかけている様子がおわかりになるでしょうか。

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こちらはねぎ坊主です。ここに種が詰まっています。6月~7月上旬頃、ねぎ坊主の部分を切り取り、乾燥用のハウスでねぎ坊主を乾かし、採種、出荷するそうです。

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ねぎ坊主を切り取ると、茎は枯れてしまうそうです。もったいないなぁと思ったのですが、この枯れた茎の脇から7、8月頃に出てくるのが種がらのねぎと呼ばれ、冬のねぎと同じく大変美味だそうです。
そして本格的な収穫は11月頃からです。

このねぎ坊主ですが、小さいうちに間引いたものを佃煮にして食べるそうです。青木さんの奥様が作られたものを食べさせていただいたのですが、遠くにほろ苦さがあり、春の山菜のような味で、とてもおいしかったです。

江戸時代から盛んに栽培され、数々の逸話も残る松本一本ねぎですが、植え替えの証でもある曲がっている状態が、出荷しにくい、調理しにくいなどの理由により敬遠されてしまい、「市場でも隅っこに追いやられていた時期もあった」そうです。そのなかで、地域の伝統野菜を守るため、平成19年1月17日にJA松本市にねぎ部会が発足、やがて信州伝統野菜認定制度にて信州の伝統野菜として認定を受けます。

さて、こちらの写真、何かわかりますか?

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なんと、松本一本ねぎを題材にした絵本です(文:高田光也、絵:野中秀司、協力:松本市農業協同組合)。当時の女性部事務局の原京子さんがきっかけとなりできあがった絵本です。

次は、以前女性部が行っていた、地元の小学生を対象とした松本一本ねぎの植え替え体験時の様子です。現在は女性部では行っていないそうですが、青木さんご夫婦は以前と変わらず活動を続けていらっしゃいます。

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さて、最後におすすめのレシピをご紹介します。
高橋さんにコツを教えていただきました!まず、ねぎみそは、松本一本ねぎ・味噌・砂糖を入れて、粘り気が出るまでよく混ぜること。粘り気が出たあとで、かつお節を入れるといいそうです。また、ぽったり煮では、松本一本ねぎを斜めに薄めに切ってしまうと溶けてしまうため、円筒形の状態で5cm程度の長さに大胆に切ること、とのことでした。
みなさんもぜひ試してみてください。

探検隊からのおすすめレシピ 【 松本一本ねぎ 】

◇松本一本ねぎのねぎみそ

◇松本一本ねぎのぽったり煮

 

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