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おいしい信州ふーど(風土)探検隊日記

赤紫の葉を食べてみませんか 源助蕪菜(飯田かぶ菜)

長野県内、朝は霜が降りる毎日。おいしい信州ふーど(風土)探検隊のヨネGです。
師走に入った12月2日は源助蕪菜を求めて下伊那郡豊丘村へ行ってきました。
源助蕪菜(飯田かぶ菜)は信州の伝統野菜で、「おいしい信州ふーど(風土)」“ヘリテイジ”の品目です。

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源助蕪菜を生産しているNPO法人「だいち」の片桐秀幸さんのご案内で、豊丘村林原の畑へ。だいち事務所から車で7、8分の天竜川西斜面の河岸段丘を登ったところです。
畑には先客が数人。だいちに源助蕪菜を購入予約している近所の方々が、自家用の蕪菜をご自分で収穫、重さを確認して運び出しています。家に帰って漬け込みでしょうか。

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さて、源助蕪菜は、長野県内にある伝統的野菜の中では珍しく、民間の育種場で育成された品種だそうです。そのため、育成から普及までの来歴が明確になっています。この「源助」という珍しい名前は、この地に蕪菜を広めた井上源助氏に由来します。
明治から大正にかけて、愛知県の井上源助採種場の初代、井上源助と2代目は、たびたび下伊那地域に行商に来ていたようです。その採種場で、箕輪蕪(諏訪紅蕪)と関西系の蕪品種の交配種を育成し、大正後期頃にこの地に広めたのが始まりと言われています
(ちなみに、別名の「飯田かぶ菜」は販売種苗店の違いのようです。)

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源助蕪菜は、蕪の部分は小さく、漬け物などに使われるのは葉と茎の部分だけ。葉はきれいな赤紫色をしていますが、この葉の鮮やかな赤紫色こそ源助蕪菜の特徴だそうです。野沢菜より全体が小ぶりで葉の部分の割合が多いようです。

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甘みとやわらかさでは、野沢菜より優っていますよ」と片桐さん。「こんな風に切って漬けた方が味がつきやすいんだよ」と茎の底部分を十文字に切り込んで見せてくれました。「下伊那ではほとんどの家が源助蕪菜を食べるよ。葉と茎をそのまま残して漬け物にする家もあるけど、葉を少し切り落とし茎の部分を多めにして漬ける家もありますよ」。ヨネGは茎の部分が好きですが、皆さんはどちらがお好み?源助蕪菜は葉の部分こそ美味しいという評価もあるようですが・・・。
また、白菜と一緒に漬けると、白と赤紫の色合いが良くて好評だそうです。

ただ、だいちで生産された源助蕪菜の多くが村内で消費され、ほとんど出荷はしていないようです。「豊丘村以外でも、同じ下伊那郡の泰阜村(やすおかむら)でも栽培に力を入れているよ。かなり多く生産して、専門の漬け物業者さんなどに卸しているそうですよ」と片桐さん。
最近では源助蕪菜の漬け物の味が見直されており、両村共に生産量を増やしているようです。

 

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帰りがけに、浅漬けを食べさせていただきました。甘醤油で口当たりが抜群、次々に楊枝をのばし、全て食べ尽くしてしまいました。片桐さんありがとうございました。

(参考)
「源助蕪菜」のきり漬(浅漬け)レシピ
蕪 菜:1キロ
調味料:
・しょうゆ 180~200cc
・砂糖 80~100g          
・酢 50cc
① 蕪菜を洗って水気を切り、3~5cmに切る。
② チャックの付いたビニール袋に調味料と蕪菜を入れ、軽くもんで馴染ませる。
③ 空気を抜いて冷蔵庫へ。(1~2日で食べられます)
*お好みで「にんにく」「唐辛子」「しょうが」等を入れても美味しいそうです!

【取材協力】
名称:NPO法人「だいち」
住所:長野県下伊那郡豊丘村神稲 3128-1
TEL:0265-34-2520
URL:http://www.toyooka-daichi.jp

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