地元の人にこそ、小諸産の野菜をもっと食べて、もっと知ってほしい
小諸駅前・相生町商店街にある「HARADA」は、老舗そば店とイタリアンベースのレストランが融合したお店です。小諸駅が開業した翌年、1898(明治31)年に創業。「初代が店を始めたときは、この通りが町の最先端。新しいことにチャレンジする姿勢も代々受け継い…
小諸・菱野地区の土壌と気候が育む「ひしの南蛮」
ピーマンのような、緑色でコロンとした丸い形が愛らしい「ひしの南蛮」。標高800~1000メートルの高地、小諸市菱野地区で生産されています。この地でつくられるようになったのは、1943(昭和18)年ごろ。戦争帰国者が朝鮮半島から持ち込んだ種子を栽培したこ…
生産者と飲食店が一緒に取り組むことで、「おいしさ」の輪が広がる
中野市の中心市街地・湯町にある居酒屋「季節料理 和喜多」。通年で提供している「ぼたんこしょうつくね」は、ピリッと辛いみじん切りのぼたんこしょうがポイントです。旬の季節にはナスやミョウガ、漬け物などを刻んだ郷土料理「やたら」や、半分に切って中にキノコやチ…
斑尾山の麓、中野市・永江地区で受け継がれる「ぼたんこしょう」
形が牡丹の花に似ていることからその名が付いたと言われる「ぼたんこしょう」。ナス科トウガラシ属の一種で、適度な辛さと甘さがあるのが特徴です。斑尾山の麓、標高650~1000メートルにある中野市永江地区を中心に昭和初期から栽培されていました。「斑尾ぼたんこ…
揚げることで、実が蒸されて柔らかく。肉みそと一緒にご飯が進む
「レストラン龍泉」は、JR平岡駅に直結した多目的ステーションホテル「龍泉閣」の1階 天龍村のJR平岡駅に直結した多目的ステーションホテル「龍泉閣」。2階は駅舎のようになっていて、その隣にホテルのフロントや売店があります。3階はホテル、4階は温泉と宴会場と…
大きさに魅了される「ていざなす」。次の世代へ継承する一手を
「ていざなす」は米ナス系の大型のナス。長さは約30センチで、重さは450~650グラムほど、大きいものは1キロになるものもあります。1887(昭和20)年ごろ、神原村(現在の天龍村神原地区)に住んでいた田井沢久吉さんが作り始め、「たいざわなす」と呼ばれ…
須坂の名物「みそすき丼」は、各店が創意工夫を凝らした味
「みそすき丼」は、須坂市内の飲食店やみそ醸造所でつくる「信州須坂みそ料理乃會」が開発して、2007(平成19)年に誕生したご当地メニューです。明治から昭和にかけて、製糸業が栄えていた須坂。当時、買い付けのために全国各地から集まった商人をもてなすために、…
生でも食べられる「村山早生牛蒡」は、白さと柔らかさが特徴
(左から)黒岩正勝さん、黒岩粂蔵さん、土屋悦男さん 須坂市の村山地域で栽培されている「村山早生牛蒡(わせごぼう)」。色が白くて柔らかく、アクが少ないのが特徴です。定番のきんぴらや煮物のほか、ピーラーで薄くささがきにすれば、生でも食べられるのでサラダに…
伝統食の「おしぼりうどん」。食べてみないと分からない「あまもっくら」とした味
坂城町周辺に伝わる「おしぼりうどん」は、うどんをねずみ大根のおろし汁に付けて食べる郷土料理。おろし汁をふきんやガーゼで絞ることから名前が付けられたと言います。みそやかつおぶし、ネギなどの薬味を好みで入れたおろし汁は、辛さの奥にほのかな甘みも。これが、「…
辛味の奥に甘さがある「ねずみ大根」。味の秘密は寒さにあり
「ねずみ大根」は、まさにその名の通りの見た目を持つ大根。しもぶくれで短く、ネズミの尻尾のような根が付いています。地大根(辛味大根)の一種で、地元では中之条(なかのじょう)地区で作られていることから、「中之条(なかんじょ)大根」とも呼ばれています。ちなみに、…
「芝平なんばん」は、人を呼び込む野菜になれる
この秋、JR伊那市駅近くに移転オープンするイタリア料理店「kurabe CONTINENTAL DELICATESSEN(クラベコンチネンタルデリカテッセン)」。伊那谷野菜をメインにした料理を楽しめます。フランスで修業したオーナーシェフの渡邊竜朗さんは…
作る人、伝える人、広める人、その間をつなぐ人。地域の皆が伝承の鍵
伊那市高遠の上山田区芝平(しびら)で栽培されている「芝平なんばん」。山室・小原地区で栽培されている「高遠てんとうなんばん」と共に、2020(令和2)年、「信州の伝統野菜」に選定されました。収穫時期は7月下旬~11月初旬。肉厚で爽やかな辛味とうまみがある…
2022.12.23
須坂の名物「みそすき丼」は、各店が創意工夫を凝らした味
2022.12.23
生でも食べられる「村山早生牛蒡」は、白さと柔らかさが特徴
2022.12.06
伝統食の「おしぼりうどん」。食べてみないと分からない「あまもっくら」とした味
2022.12.06
辛味の奥に甘さがある「ねずみ大根」。味の秘密は寒さにあり
2022.11.30
地形を生かした天然の冷蔵庫「風穴」で熟成し、風味が増す「稲核菜」
2022.10.26
「芝平なんばん」は、人を呼び込む野菜になれる
2022.10.26
作る人、伝える人、広める人、その間をつなぐ人。地域の皆が伝承の鍵
2022.09.21
揚げることで、実が蒸されて柔らかく。肉みそと一緒にご飯が進む
2022.09.21
大きさに魅了される「ていざなす」。次の世代へ継承する一手を
この事業は「ふるさと信州寄付金」を活用しています。