「佐久鯉」の歴史は江戸時代にさかのぼります。昭和初期には全国一の生産量となり、品評会などで「日本一」の称号を得るほどになりました。鯉は通常、2年ほどで出荷されますが、佐久鯉は千曲川の清冽な水で3年かけてゆっくりと育てます。そのため、臭みがなく、身の締まった肉質になります。期間中は定番の「鯉こく」や「うま煮」から、熟成させた鯉の逸品まで、地元ならではの味が楽しめます。
全国ブランドとしても名高い「佐久鯉」。その歴史は、天明年間(1781年~1788年)、桜井地区の呉服商が大阪・淀川から持ち帰ったのが最初とされています。昭和初期には、全国一の生産量を誇り、鯉の博覧会や品評会では日本一の称号を得てきました。
のどかな田園風景が広がる中、浅間山と蓼科山を両側に望めるロケーションに中華レストラン「竹とんぼ」はあります。オーナーシェフの竹内次男さんは、東京や横浜の店で経験を積み、地元に戻って佐久の「望月カントリークラブ」へ。入社して1年、先輩が辞めたこともあって26歳のときから19年間、料理長を務めました。
今が旬の「佐久鯉」。定番から新たな魅力を引き出す一品まで、地元の佐久エリアでぜひご賞味ください!