信州伝統野菜認定制度

信州伝統野菜認定制度について

長野県内で栽培されている野菜のうち、「来歴」「食文化」「品種特性」という3項目について、一定の基準を満たしたものを「信州の伝統野菜」として選定しています。
選定された「信州の伝統野菜」のうち、伝承地で継続的に栽培されている伝統野菜および一定の基準を満たした生産者グループ(生産者組織、農協、市町村等)に対して、「伝承地栽培認定」を行っています。
伝承地栽培認定を受けた生産者グループは、「信州の伝統野菜認定証票」(認定マーク)を表示して出荷・販売することができます。

信州伝統野菜認定制度により、79種類の「信州の伝統野菜」が選定され、そのうち51種類について49の生産者グループが伝承地栽培認定を受けています。(令和3年3月31日現在。今後も随時追加予定)

信州の伝統野菜認定制度の概要(令和3年4月1日現在)

各地の伝統野菜候補群 情報提供

選定

「信州の伝統野菜」として選定

<選定基準>
来歴、食文化、品種特性

79種類
認定申請

伝承地栽培認定

栽培地域や栽培方法等、一定の基準を満たした「生産者グループ」と「野菜」を「伝承地栽培認定」

<認定基準>
地域基準、生産基準

49グループ・51種類
商品申請

証票使用承認

認定野菜を使用した加工品における証票使用を承認(生産者+加工者)

<承認基準>
伝統的な作り方、本来の味尊重、調味料の厳選

35商品
選定 認定 承認
長野県
県が行う選定・認定等に対して意見
信州伝統野菜認定委員会
(学識経験者、種苗関係者、流通関係者、食の専門家 6名)

「信州の伝統野菜」選定の基準

来歴 地域の気候風土に育まれ、昭和30年代以前から栽培されている品種
食文化 当該品種に関した信州の食文化を支える行事食・郷土食が伝承されている
品種特性 当該野菜固有の品種特性が明確になっている

これらの条件を満たす物のうち、認定委員会の意見を得て長野県が選定したものが「信州の伝統野菜」となります。

「信州の伝統野菜」認定証票について

「信州の伝統野菜」認定証票
(認定野菜名〇〇〇〇)
認定番号 00-00000

選定されたもののうち、以下の基準を満たし、伝承地栽培認定を受けた野菜とその野菜を原料として使用して承認を受けた加工品は、「信州の伝統野菜」認定証票(認定マーク)を表示して出荷・販売することができます。
この認定マークは、信州の伝統野菜を守り、食文化を次代に継承していこうという生産者の思いを示しています。

加工品への伝承地栽培認定証票の表示について(平成30年2月14日改正)
加工品については、「認定野菜名」、「認定番号」は認定証票(ロゴマーク)に付けなくても良い。この場合、食品表示法に基づく記載部分へ「認定野菜名」、「認定番号」を記載する。

「伝承地栽培認定」の基準

地域基準 当該品種及び当該品種に関した信州の食文化を支える行事食・郷土食が伝承されてきた地域として、委員会が確認した範囲とする。
生産基準
  • 種子・種苗
    当該品種、または当該品種内で改良された品種
  • 栽培方法
    環境と調和した伝統的な栽培を踏まえつつ、当該品種固有の特性が発揮される方法により栽培され、安全安心を担保するため生産履歴が明確となっている。
  • 生産体制
    継続的な生産体制が整っていること
    個々の品質規格に基づく出荷が行われていること

伝承地栽培認定証票を使用できる加工品の基準

伝統的な作り方であって、伝統野菜固有の味や伝承された味を尊重したものであること。
「伝統野菜固有の味や伝承された味を尊重するもの」は、加工品に添加物、特に化学的に合成された食品添加物は極力使用せず、伝統野菜以外の原材料は原則として、長野県産あるいは国内産を用いたものとする

「信州の伝統野菜」は先人が育んだ信州の食文化

信州伝統野菜認定委員会 座長 松島憲一

伝統野菜は地域の食文化を伝承する上で重要であり、さらに地域資源として経済的にも、遺伝資源として学術的にも期待が持てる農作物です。是非、信州の風土が生んだ伝統野菜を見て、味わっていただきたいと思います。

信州伝統野菜認定委員会 座長
松島 憲一

信州伝統野菜認定委員

上杉 壽和 全国農業協同組合連合会長野県本部技術審議役
前長野県農業試験場長(平成30年3月退職)
土屋 智 株式会社長印 執行役員 本社野菜部統括マネージャー
清水 偉孝 清水種苗株式会社 代表取締役社長
一般社団法人日本種苗協会 理事
長野県種苗生産販売協同組合 事務局
西村 明雄 一般社団法人長野県調理師会 名誉会長
割烹佐廼春 店主
松島 憲一 信州大学学術研究院(農学系)植物遺伝育種学研究室 准教授
横山タカ子 料理研究家
「おいしい信州ふーど」公使