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「おいしい信州ふーど」WEEK レポート

自分たちが育てたリンゴで、オリジナルのシードルを

近年、人気が高まってきているシードル。実はその前から、松川町ではリンゴのお酒が親しまれていました。それが「りんごワイン」です。もともとは出荷できないリンゴの活用方法の一つとして、主に自家用として作られていたのが、おいしいという評判が広がり、販売用にも展開。数年前からはシードルも作られるようになりました。

個性豊かな味わいが楽しめる松川町のシードル

松川町を中心に、南信州でシードルを盛り上げていこうと、2013年には「国際りんご・シードル振興会」が発足。新たな魅力を発信するエキスパートとして「ポム・ド・リエゾン(ポムリエ)」の認定試験なども行っています。「フルーツガーデン北沢」を営む北沢公彦さんは、ポム・ド・リエゾンを取得。「南信州まつかわりんごワイン・シードル振興会」の会長として、シードル文化の発信にも尽力しています。2015年、振興会を発足したときには5軒だった加盟農家は現在18軒。町内のワイナリーに委託醸造しているシードルは、単一品種のものから、数種類の品種に隠し味としてキウイや洋梨を混ぜたもの、シードル用のリンゴを使ったものなど、個性豊かな味わいがそろいます。

振興会が「信州まし野ワイン」に委託生産しているブランドシードル「Marry.」も4シーズン目を迎えます。5種類のリンゴに西洋梨ル・レクチェを加え、「味に奥行きを持たせて、甘いだけではない“大人のシードル”に仕上げました」。一昨年には、ドイツで行われた「国際シードルメッセ」に参加して振る舞い、好評を得ました。「世界的にもシードルはブーム。ポリフェノールがワインよりも多いため、健康食としても注目されています」と北沢さんは話します。

「フルーツガーデン北沢」の北沢公彦さん

松川町では、シードルを提供する飲食店や酒屋も多く、乾杯の定番もビールからシードルに。普段から楽しめる機会も多いといいます。2016年には、「りんごワイン・シードル特区」に認定され、少量生産が可能に。現在、2軒が農家サイダリーとして準備を進めています。「この地域は農家が主体なのが特徴の一つ。皆で勉強会をしたり、試飲会やイベントを開いたり、シードルのレベルアップ、そして普及にも力を入れています」


フルーツガーデン北沢
TEL:0265-36-2534
住所:松川町大島3347
URL:http://www.fgkita.com/

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