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「おいしい信州ふーど」フェア レポート

プロじゃなくても違いが分かる、地元で育ったフルーツが持つ力

長野駅から車で10分ほどの住宅地の中にある「旬彩菓たむら」。1930(昭和5)年4月、初代が東京・品川で創業。1959(昭和34)年、長野市県町で「たむら菓子店」として開業し、1977(昭和52)年に現在の場所に移転しました。旬の素材を使い手間暇かけた和菓子と、シンプルながらも素材を活かして丁寧に作る洋菓子は、地域の人たちから親しまれています。

りんごのお菓子を作るのに欠かせないりんごのプレザーブ(原形をとどめているジャム)。同店では2年ほど前から、シナノゴールドを使って作っています。切り替えたきっかけは「原点回帰」。代表取締役の三代目・田村康博さんは「昔は皆、現地調達でした。今も素晴らしい食材が地元にあるはずだと思ったんです」と話します。シナノゴールドは加工しても味が良く、甘みも酸味も立つそうです。「農家の方々が心を込めて育てたものは、おいしさが違います。それは、作っている私たちだけではなく、お客さまも分かるほどです」

りんご以外の季節の果物も、地元産を積極的に取り入れています。年間通じて使っている千曲や松代のあんず、初夏は須坂の農園で採れるブルーベリー、今年から扱い始めたという川中島白桃のスイーツも好評です。ぶどうは、須坂の岡木農園から仕入れる、シャインマスカット、ナガノパープル、そしてクイーンニーナ。「岡木さんは直接持ってきてくれるので、いろいろな話を聞くことができます」と田村さん。いつも顔を合わせることで、話す機会が増えて自然と距離が縮まり、これまで使ったことのない品種を勧められることもあるとのこと。「品種の特徴なども詳しく教えてもらえるので、チャレンジしてみようという気持ちになれます。逆にこちらから、『こういうふうなぶどうが使いやすい』とリクエストすることもありますよ」。生産者と、その素材を使う作り手がタッグを組むことで、これまでにない一味違ったスイーツが、今後もたくさん登場しそうです。


旬彩菓たむら
TEL:026-228-9235
住所:長野市伊勢宮1-18-14
営業:9:00〜18:00
定休:月曜日
URL:http://www.shunsaikatamura.com/

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