旬の情報

旬のブドウを食べよう♪

こんにちは、農産物マーケティング室の旬ちゃんです♪

今日は旬を迎えたブドウについて、「おいしい信州ふーど」公使のNAHOさんが教えてくださいます!

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様々な品種がありますが果皮の色で巨峰やナガノパープルのような「濃紫色」、クイーンニーナなどの「赤色」、シャインマスカットのような「黄緑色」の3種に分けられます。

みなさんはどの色のブドウがお好きですが?

 

長野県では赤いブドウの新品種「クイーンルージュ」を開発し、2022年から本格出荷されます。

 

私も以前特別に食べさせていただきましたが、糖度が高く、パリッとした歯ごたえと爽やかな香り。

ナガノパープル、シャインマスカットとともに皮をむかずに食べられて種がない品種として人気を集めそうですね。 

 

☆栄養:

あま~いブドウの糖分は、果糖とブドウ糖です。体内ですばやくエネルギー源となるので、疲れた時にもってこいの果物なんです。脳の栄養源でもあり、脳の働きを活発にします。その他、ビタミン、鉄、カリウム、食物繊維などが含まれています。また赤系、黒系ぶどうの皮には、抗酸化作用のあるポリフェノールの一種アントシアニン、レスベラトロール(長寿遺伝子を活性化するといわれている、エイジングケア成分)が多く含まれています。よく洗って皮ごと食べるのがおすすめです。

 

☆選び方:

粒にハリがあり、しっかりとブルームがついているものを選びましょう。ブルームとは白い粉のようなもので、ブドウ自身が作りだす表面を保護する物質で、鮮度がよい印です(ブルーベリーやプルーンも同様です)。軸は、緑色でしっかりとしているものがよいでしょう。房にしっかりと実がついているものが良品です。鮮度が落ちてくるとぼろぼろ取れてきます。果皮の色は、黒系、赤系の場合は色が濃いもの、緑系は黄色っぽいものが甘いでしょう。

 

☆保存方法:

ビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存。冷やしすぎると味が落ちてしまいますので、食べる直前に冷やしましょう。あまり日持ちがしないので早めに食べましょう。表面の白い粉(ブルーム)は鮮度を保つ役割があります。食べる直前まで洗い流さないこと。なおブルームはブドウ自身作り出している物質で食べても問題ありません。ちなみに、ハサミで一粒ずつカットして保存用袋に入れて冷蔵&冷凍保存も可能です。その場合は、ブドウの軸を2,3ミリ実側に少し残しておくのがポイント。粒のフタになり果汁の流出や水分の蒸発を防ぐことが出来ます。

 

☆食べ方:

ブドウの房の上と下ではツルに近い肩部分(上のほう)が甘みが強いので、下の方から食べると最後までおいしく食べられます。太陽の光を浴びて枝に近いほうの粒から熟していくので、下の部分に比べて上のほうが糖度が高くなる傾向があります。さらに一粒の中でも甘さが変わってきます。粒自体は下側が甘いです。房に付いている上のほうよりも粒の下のほうが色づきもよく甘みも強いのです。

 

☆ブドウの花

ブドウの花って見たことがありますか?はじめてみたときは、「えっ、これが花なの?」という感じです。5月~7月ごろに、房状に吊り下がった無数のブドウの花が見られます。ただそこには花弁(花びら)はありません。受粉は風任せで虫を呼び寄せる必要がないからです。緑色の2mmほどの小さなピーマンのようなつぼみから細いめしべとおしべが現れます。外側の5本がおしべで中心の小さく飛び出したところがめしべ。おしべの先の黄色い葯だけが目立ちます。まだ見たことがない方は、ぜひ来シーズンご覧になってくださいね。

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以上、NAHOさんからの情報でした!

長野県オリジナル品種のナガノパープルは今がまさに旬!
巨峰とリザマートを掛け合わせて生まれた品種で、種が無く、皮ごとぱくぱく食べられますよ♪

<おいしい信州ふーど図鑑 ナガノパープル>

大人気のシャインマスカットも旬を迎えています!
2022年には、新しいオリジナル品種の「クイーンルージュ」と3種類の食べ比べをしたいな~

 
ぜひお気に入りの品種を見つけ、厳しい残暑を元気に乗り切りましょう!