旬の情報

旬のながいもを食べよう♪

こんにちは、農産物マーケティング室の旬ちゃんです♪

 

ここ最近は気温の変化がとっても激しいですね。

日差しがあったかいなあと思う瞬間もあれば、換気中の窓からびゅーっと冷たい風が入ってきて震えることも。

旬ちゃんもいつも以上に体調管理に気をつけながら過ごしています!

 

さて、こんなときは栄養たっぷりな「おいしい信州ふーど」を食べるのが一番!

今の季節は長野県の旬の農産物が少ないかと思いきや、実はちゃんとあるんです!

 

これから2回目の収穫シーズンを迎えるながいもについて、今日は「おいしい信州ふーど」公使のNAHOさんがご紹介くださいます。

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長野県の主なながいもの産地は、中信の山形村と北信の長野市松代地区。

 

収穫は、ツルが紅葉してからの10月下旬から雪が降るまで。雪が降ると土がしけってきて、掘る際に折れてしまうそうです。雪が無くなって土が乾燥してくる2月中旬以降~3月いっぱいまで「春掘り」が行われます。その収穫は、バックホーとスコップを使って、傷つけたり折ったりしないように十分に気をつけながら掘り出します。

収穫したながいもは、冷蔵庫で保存し、次の収穫シーズンまで、随時出荷されます。冷蔵庫で保存されたながいもは、徐々にデンプンが糖質に変わり、甘みが増してきます。ネバネバパワーに疲労回復効果があるので夏ばて対策として、夏の需要も多いそうですよ。

 

すりおろして「とろろ」にする料理が代表的ですが、ながいもは、生で食べられる世界でも珍しい芋。消化酵素であるジアスターゼを含んでいて、でんぷんの一部が分解されるため、生で食べても胃にもたれないのです。

 

ながいもの魅力はなんといっても切り方や加熱で驚くほど食感が変化すること!大きく切った生の状態では、「シャキシャキ」。さっと炒めた半生状態では、れんこんのように「サクサク」。揚げて完全に火を通すとジャガイモのような「ホクホク」感が楽しめます。すりおろした場合は、生ですと「トロトロ、ネバネバ」、しっかりと加熱すると「モチモチ、フワフワ」になります。ぜひぜひ、いろいろな調理法で楽しんでください。今の時期すりおろしたものを鍋料理に入れてもおいしいですよ。

▲しゃきしゃき食感が楽しめるレシピ:【プロが教える】バラちらし風サーモン丼

 

【栄養】

ネバネバ成分は、胃腸の粘膜を保護する働きがあります。これらは生で食べることによって、その働きを強めます。また、腸のぜん動運動を促進し整腸作用をもたらすといわれています。一緒に食べた食べ物の消化吸収をゆっくりにする特徴も持っています。食べ物が長く体内にとどまるためエネルギーが持続し、持久力がアップ!漢方では、肺や腎臓などの働きを補い、糖尿病や滋養強壮によいとされています。

 

【選び方】

表面に張りがあり、皮がなめらかで傷がなく、重みがあるものを選びます皮つきで、できれば泥がついているものが良いでしょう。カットしたものは切り口に変色や斑点がなく、白くて瑞々しいものを。太さが均一なほうが味もよく調理もしやすいですね。

【保存方法】

新聞紙に包んで、風通しのよい所や冷暗所におくと、比較的長く保存できます。少し湿らせたおがくずや土に埋めると、更に長期保存できます。切ったものは切り口から水分が失われて、変色していくので、切り口にラップをして冷蔵庫で保存し早めに使いきります。すりおろしたものやせん切りしたものは、小分けにして冷凍保存することができます。

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以上、NAHOさんからの情報でした♪

 

調理方法によって変幻自在な長芋。

おいしく食べられる期間も長いので、色々な食べ方で長く楽しむことができますね~!

いくつか長芋レシピをピックアップしてみたので

ぜひご家庭でお試しいただき、長芋の新たな魅力を発見してみてください♪

 

〇しゃきしゃき食感

【プロが教える】バラちらし風サーモン丼

【プロが教える】バラちらし風サーモン丼

 

〇ふわふわ・もっちり食感

【プロが教える】海老しんじょう揚げ

【プロが教える】海老しんじょう揚げ

 

〇サクサク食感

長芋の豚肉巻~甘酢あん添え~

https://cookpad.com/recipe/4396898

 

〇ほくほく食感

ホクホク食感!長芋の磯揚げ

https://cookpad.com/recipe/3709609