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「おいしい信州ふーど」フェア レポート

そばに適した白馬の気候と大地。「全ては自然に生かされている」

長野県のそばの生産量は全国2位。県内にはいくつものそばの産地があり、白馬村もその一つです。冷涼な気候と、白馬大雪渓から流れ出る清らかな水、そして大切なのは朝晩の霧。米、そばの生産・販売、農作業受託を手掛ける「マイテカル」の代表取締役兼営業部長・福島利文さんは「この辺りの山間は、800~900メートルの高地で霧が出やすいし、寒暖差も大きいのでそばに向いている」と話します。そばは、ほかの株、異なるタイプの花同士で受精する性質があるため、実を結ぶにはチョウなどの虫の力が必要です。今年は花の咲いている時期が暖かく、虫もたくさん飛んでいたとのこと。加えて朝晩は冷え込んだので、そばの生育にとっては最適な環境だったようです。

10年ほど前から、そば粉も作るようになったという同社は、「白馬ガレット」用のガレット粉を白馬商工会に提供しています。玄そばを乾燥調製し、脱皮し、そばの実を取り出し、製粉したガレット粉は、麺にするそば粉よりも粗く、香りもしっかりしています。色は、同じ粉でもふるいのかけ方で変わり、細かいほど白くなるため、「白い方がいい」という要望があれば、調製してより細かくふるい、仕上げています。

伺ったときは7月下旬に種をまいたという県産そばの新ブランド「信州ひすいそば」の収穫の真っ最中。「なかなか良いものが採れなくて。今年はようやく期待に応えられるような出来」と笑顔を見せます。県野菜花き試験場が10年の歳月をかけて開発したという「信州ひすいそば」の特徴は、色鮮やかで香り高いこと。そばの実を指でつぶしてみると、薄っすらと緑色をしています。「気候も、虫も、全ては自然に生かされているということ。この土地ならではの自然の特徴を、どう活かしていけるのかが、私たちのこれからのテーマ」と福島さん。「これからもこの土地で、手を抜かず、自然と対話しながら、自信を持って提供できる農作物を作り続けたい」と力を込めます。


有限会社マイテカル
TEL:0261-72-7676
住所:北安曇郡白馬村北城9637-1
URL:https://maitekal.com/

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