冬凍みる諏訪では、喉によいと云われるかりん(まるめろ)を各家庭で砂糖漬けしていました。お茶請けの広蓋には香りよい黄金色の一品が欠かせませんでした。かりんの砂糖菓子は、ふきやセルリーの砂糖菓子と共に、諏訪の3大砂糖菓子でした。かりん栽培農家では、かりんの砂糖漬け、かりん酒、砂糖菓子、干しかりん、かりん煮やかりんジャム等々、色々工夫し加工保存され、食卓を豊かに彩ってきました。
かりんの芯、果肉を薄く切り、天日でしっかり干して保存し、煎じて咳止めにも使います。
かりん酒、ハチミツ漬け等に利用しています。
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